Interview 06 地元・神戸で、
社会人として、家庭人として輝く。モットーは「明るく笑顔で、楽しくたくましく!」

石榮 さおり / ISHIE SAORI

2012年入社
所属:技術グループ・技術部・PV(太陽光発電)技術課 主任
前職:シティホテルでのサービス全般
~プール&アロマテラピーサロンでの管理全般~運送会社での発注管理

※掲載内容は取材当時のものです

所属:技術グループ・技術部・PV(太陽光発電)技術課 主任

Profile

石榮 さおり

大学卒業後、地元神戸のシティホテルに入社。接客術やサービス業の心得を学び、さまざまな業務に従事。その後、結婚・出産し、一児の母に。シン・エナジーには2012年に入社。 パート勤務、契約社員を経て、現在は正社員として働く。入社以来、太陽光発電担当として電力会社等への提出書類の作成など、事務業務全般を行っている。またプライベートでは、小学1年生になった娘と楽しく多忙な日々を送っている。モットーは「明るく笑顔で、楽しくたくましく!」

Chapter1―幼い子どもがいても働ける環境―

シン・エナジーに入社したのは2012年です。結婚・出産後に、パートとして入社しました。娘が小学校1年生になり、私も契約社員を経て、現在は正社員として働いています。大学を卒業し、社会人生活がスタートした頃から、地元・神戸で働くことを大切にしています。遠方で就職する選択肢もありましたが、阪神・淡路大震災を経験して、大切な家族が暮らす地で働くことを決めました。

当社は、自宅から近く、幼い子どもがいても働ける環境であったこと、スケジュールが流動的でないという点が大きかったですね。また入社した当時、幼い子どもを育てながら勤務されている女性の先輩が1名いました。実際にその姿を見て、心強かったことを覚えています。今では育児と両立しながら頑張る女性が、社内にもどんどん増えていますね。

現在は、太陽光発電の申請に関する事務業務を行っています。電力会社や経済産業局に提出する書類や、お客様への案内書類の作成などがメインです。国の認定取得など、それぞれの案件に基盤づくりの段階から関わることができるのが魅力ですね。自分の関わった案件が、実際に無事竣工した時には、本当に感動しました。
業務の中では、書類上のやりとりだけでなく、電力会社や経済産業局と、色々と交渉しなければならないシーンもあるのですが、前職のサービス業で培ったコミュニケーション力を活かし、躊躇なく対応できました。

太陽光発電の申請フロー

Chapter2―「すみません、なんて思わなくていい」という上司からの言葉―

朝は5時台から夫のお弁当を作り、家事をして、子どもを学校まで送り届けてから出社。夕方は業務終了後、お迎えに向かいます。今は子どもも小学生となり、放課後は児童館でお世話になっています。
繁忙期は、仕事が夜遅くまでにかかることもあります。夫も普段から遅くまで働いていますが、平日がお休みなので交代でお迎えや家のことをして、助け合いながら毎日過ごしています。また、実家の近くに住んでいるので、家族にお迎えをお願いする日もありますね。子育てをしながらのお仕事は、サポート体制がすごく大切ですし、ありがたいなと思っています。

入社してすぐの頃、送り迎えで仕事を抜けたり、子どもの急な体調不良でお休みをもらったりすることがあったのですが、そんな時、当時の上司にかけていただいた言葉がありました。それは「子どものことで“すみません”なんて思わなくていい」というものでした。
この世で生きて働く人すべて、生活環境だって、仕事をする時間だって、それぞれ違います。一社会人として、一家庭人として、「自信」を持ちたいと思えるようになった、きっかけの言葉でした。
子どもがいることを盾にはしたくないのですが、この言葉をかけてもらえたことで、何かあっても「子どもがいるから迷惑をかけてしまった…」と後ろ向きに考えるのではなく、子どもという大切な存在がいることを、自分の「武器」に、つまり「強み」に変えたいなと思うようになりました。
私にとっては5年経った今も忘れられない一言です。

同じように子育てをしながら働く親たちにも、子どもという大切な存在がいることを自分自身の「強み」にして、「自信」を持ってほしいですね。

Chapter3―まず自分から「ありがとう」を―

前職(ホテル勤務)では、お客様から「ありがとう」と言ってもらえることを一つの目標にしていました。そのために、さまざまな工夫をして行き届いたサービスを突き詰めながら、日々業務に取り組んでいました。

けれど働いていく中で、なによりも大切なのは、まず自分自身から「ありがとう」を心から伝えることだと気づいたんです。私自身がお客様にしっかりと「ありがとう」の心を持って伝えれば、お客様も返してくださる。そういうことに気づくことができたんです。 この時学んだ「まず自分から」姿勢が、今の業務にも欠かせないものになっています。課のメンバーや他部署のメンバーに、「ありがとう」「すみません」をまずは自分から伝えることを、常に心がけています。誠意を持ってしっかりと向き合えば、きっとそれは相手に伝わりますし、すべてを円滑にしてくれます。

仕事の面だけでなく、家でも娘に、「ありがとうとごめんねを、自分から伝えるように」と言っています。また、「〇〇してくれてありがとう」「〇〇してしまってごめんなさい」などと、具体的な理由も添えるようにと伝えています。

最近では娘に、私の仕事の話もするようになりました。業務の繁忙期には帰りが遅くなることもあり、家でもバタバタしてしまうのですが、娘なりに理解してくれているみたいです。街で太陽光パネルを見かけると、「あ!お母さんの仕事だ!」と言ってくれることもあって、うれしくなりますね。

Why ?―シン・エナジーを選んだ理由―

結婚して、子どもが生まれてからの入社でしたので、自宅から近くて幼い子どもがいても勤務できる環境だったことがシン・エナジーを選んだいちばんの理由です。子ども中心だと、土・日・祝日が休みであることが必須条件ですし、朝夕の送り迎えができる勤務体制であったことが重要でした。入社してすぐの頃は、朝10時~夜7時までのパート勤務だったのですが、お迎えに間に合わないため6時45分に退社させていただいたり、色々融通してもらったこともありました。現在は正社員として8時45分から夕方5時半までの勤務です。

また、シン・エナジーが「地域に根付いている会社」であることも大きな理由の一つです。
本社が移転する前は週1回、社屋周辺のゴミ拾いをしたり、大阪ではなく神戸を拠点として、スポーツや地域活動に関わったりと、地元の方からも認知されていることは、大きいと思います。

One day schedule― ある1日のスケジュール ―

  • 午前

    子どもを送迎後に出社。メールチェック、関係者スケジュール確認、押印書類準備など。

  • 午後

    電話対応、送付書類準備、郵便物確認、報告書作成など。

  • 夕方

    業務終了後は子どもを迎えに。子どもと夕食・入浴後寝かしつける。夫の帰宅後、夕食作り、翌日の準備、洗濯、片付け等。

Career path-キャリアパス-

  • 1997年

    神戸市内のシティホテルへ入社。レストランでのホールサービス、原価・発注管理、メニュー提案などのサービス全般を担当。

  • 2002年

    プール&アロマテラピーサロンに勤務。運営管理全般や課員の教育・指導も担当。

  • 2010年

    派遣社員として運送会社に勤務し、発注管理を担当。

  • 2012年

    パート勤務としてシン・エナジーに入社。推進グループで補助金申請業務およびPV申請業務を担当。

  • 2013年

    電気課・設備課に配属され、技術担当業務およびPV申請業務を担当。

  • 2015年

    PV課、PV専任として申請業務を担当。派遣社員を経験した後、現在は正社員として活躍。

Future― これからの夢、目標 ―

プライベートでは、娘と旅行に出かけたいなと思っています。娘が乗り物が好きなので、電車などに乗って、遠出できればいいなと思っています。
あとは、前職でアロマテラピーに携わった経験や資格を活かせる活動もしたいです。お家でアロマテラピートリートメントをしたり、地元の方に知識をお伝えしたりできる場を作れたらいいなと思っています。