お客様各位

シン・エナジー株式会社
エネルギートレードグループ

電源調達調整費の見直しに関するご案内

謹啓
平素より格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

この度、現在ご契約いただいております電力小売供給における「電源調達調整費」の見直しについてご案内いたします。2023年4月に導入した電源調達調整費では、可能な限りお客様の電気料金の削減に繋がるよう調整基準価格を設定しておりましたが、事業運営コストの上昇や社会情勢を受けて、現行基準の維持が困難であることから、調整基準価格を下記の通り見直しさせていただくことにいたしました。

お客様におかれましては、短期間でのルール変更となり、ご迷惑をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます。今後とも弊社は、電力の適正価格での販売を目指し、より良いサービスを提供するために、日々改善に取り組んでまいります。

何卒、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
謹白

（１）変更内容
電源調達調整単価の算定に用いております調整基準価格α及びβの値を以下の通り見直しいたします。（電力小売供給約款 別表単価表　2. 電源調達調整費・燃料費調整額　の（2））
＜算定方法イメージ＞

＜計算事例① 市場価格が調整基準価格αを下回る場合の電源調達調整単価（税込）＞
東京電力エリア スポット市場エリアプライス平均値 8.00 円の場合
・変更前
（ 8.00 円 – 11.10 円 ）÷（ 1 – 6.90% ） × 110% ＝ ▲3.66 円
・変更後
（ 8.00 円 – 9.10 円 ）÷（ 1 – 6.90% ） × 110% ＝ ▲1.30 円

＜計算事例②　市場価格が調整基準価格βを上回る場合の電源調達調整単価（税込）＞
東京電力エリア スポット市場エリアプライス平均値 15.00 円の場合
・変更前
（ 15.00 円 – 12.10 円 ）÷（ 1 – 6.90% ） × 110% ＝　3.43 円
・変更後
（ 15.00 円 – 11.60 円 ）÷（ 1 – 6.90% ） × 110% ＝ 4.02 円

（２）試算例
試算例として、2023年5月請求分の電源調達調整費を例に変更前と変更後の電源調達調整単価を比較すると下表の通りとなります。

※大手電力会社の燃料費調整額は上限のある規制料金用単価を用いています。
※大手電力会社各社ホームページより価格参照しています。

（３）変更時期
電源調達調整基準価格の変更は2023年7月1日（8月請求分）以降の検針日より開始いたします。

＜変更時期と算定時期のイメージ＞

契約条件等の変更前の重要事項説明書

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