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シン・エナジー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:乾正博、以下当社)は2020年11月30日(月)付けで株式会社滋賀銀行(本店・大津市、頭取・高橋祥二郎)と「『しがぎん』サステナビリティ・リンク・ローン(以下、SLL)」としてシンジケートローン(運転資金25億円/参加金融機関:地方銀行16行※)の契約を締結いたしました。
SLLとは、借り手がSDGsやESGに関連する事業挑戦目標(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット=SPTs)を設定し、その達成度に貸付条件が連動する仕組みの融資商品です。
地方銀行のみでシンジケートローン形式によるサステナビリティ・リンク・ローンを組成する取り組みは国内初となります。
今回、当社は「地域の事業体と共同で実施する再生可能エネルギーによる発電所の建設件数、及び新電力事業部が推進する地域新電力プロジェクトの組成件数」をSPTsに設定し、SLLとしての適合性と、SPTsの合理性について、株式会社格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオンを取得しています。
貸付条件と連動することで目標達成への動機付けとなり、開発地域の事業体と共同で開発するプロジェクトは、当社が目指す地域の持続可能性を高めることに寄与するとともに、国内の温暖化ガスの排出を2050年までに「実質ゼロ」とする政府の方針や、資源輸入国である日本が抱える代替エネルギーへのシフトという課題解決に繋がる有意義な取り組みです。また、地域に再生可能エネルギー由来の電力を再配分する効果だけなく、温室効果ガスの削減、エネルギー自給率の向上、経済の循環、新たな雇用の創出等の地域の持続可能性に貢献します。
今後も当社は再生可能エネルギーの創出、調達と供給、利用の効率化をワンストップで提供できることを活かし「エネルギーを基軸とした持続可能な地域社会のデザイン」をサステナビリティ目標として邁進してまいります。
※参加銀行(地方銀行16行)
滋賀銀行、千葉銀行、高知銀行、常陽銀行、徳島大正銀行、鳥取銀行、八十二銀行、阿波銀行、伊予銀行、関西みらい銀行、四国銀行、南都銀行、肥後銀行、山口銀行、但馬銀行、百十四銀行
⇒ 滋賀銀行が第2回ESGファイナンス・アワード・ジャパンで「金賞(環境大臣賞)」を受賞(滋賀銀行ニュースリリース 2021/2/24)