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~地元市長など地域活性への波及効果に期待~
洸陽電機(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:乾正博)と宮崎県などの企業が出資するくしま木質バイオマス株式会社(本社:宮崎県串間市、代表取締役社長:堀口三千年)は、昨年5月から建設を進めてきた「大生(おおばえ)黒潮発電所」の竣工式を24日、建設地となった串間市大字西方で開催いたしました。串間市の島田俊光市長をはじめとした自治体関係者、工事関係者、銀行関係者など竣工式に約100人が参加いたしました。
竣工式は春の風が吹く中、午前11時から始まりました。神事式、玉串の儀を行った後、くしま木質バイオマスの堀口社長が代表者として挨拶し、「バイオマス発電は緑豊かな串間に合っている。発電所建設にあたり、多くの困難があったが、これからこの発電所が串間の発展に寄与することが恩返しになる」と挨拶しました。
また洸陽電機の乾社長も「化石燃料を減らして地球環境を守るという試みを地方からやっていこうという高い理念を持った発電所です。これを「串間モデル」として全国に展開し、地域再生に取り組みたい」と抱負を語りました。
続いて、(写真向かって右から)元自治大臣 上杉光弘氏、串間市長 島田俊光氏、くしま木質バイオマス株式会社 代表取締役社長 堀口三千年氏、宮崎県環境森林部長 川野美奈子氏、南那珂森林組合 代表理事組合長 松田義一氏によるテープカットが行われました。
(写真向かって右から)南国殖産株式会社 執行役員 浜田洋一氏、当社社長 乾正博、串間森林建設有限会社 代表取締役 加藤逸雄氏による発電式では、出席者のカウントダウン後に運転ボタンが押され、発電機のエンジンが起動しました。
竣工式後、発電所の見学会が行われ、間伐材などの原木がバーカーという機械で次々と樹皮を剥かれていくところから、粉々に打ち砕かれるところ、そしてペレット状に成型された様子を説明者とともに見ていきました。
県外の自治体や企業の方もこの見学会にご参加いただいており、全国的な注目度の高さが窺えました。
大生黒潮発電所は串間市の産業の一つとして今後発展していくことが期待されています。
竣工式には地元の方が特産品の出店をしてくださっていたりと、地域の一体感と意気込みを感じる竣工式となりました。
同発電所は本格稼働に向け今後数週間かけて細かい調整を行う予定です。
発電所の詳細は以下をご参照ください。
2018.03.15ニュースリリース「宮崎県の木質バイオマス発電所竣工へ」
http://www.koyoelec.com/news/release/20180315-2114.html
発電所WEBページ
http://www.koyoelec.com/business_ec/ohbaekuroshio/