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森林・自然資本と社会的共通資本 -SDGs達成に向けた社会と企業の取り組み-
2月25日、東京都大手町の日経ホールにて、日本経済新聞社、日経BP社が主催する『日経SDGsフォーラム』に
弊社社長の乾がパネルディスカッションのパネラーとして登壇しました。
↓当日の様子は、下記サイトでご覧いただけます↓
https://channel.nikkei.co.jp/e/20190225sdgs
日本を代表する経済学者、宇沢弘文氏。宇沢氏が提唱した代表的な概念である「社会的共通資本」は、
現在のSDGsの理念にも通ずるものとして、見直され始めています。
今回のシンポジウムでは、社会的共通資本としての森林・自然資本の在り方と、その活用の仕方について、
様々な立場から多様なアプローチ方法が紹介されました。
世界の潮流、市場意識に変化が見られてきた今こそ、森林資源への取り組みの必然性を問いかけることは、
非常に大切なことだと考えさせられる会となりました。
弊社代表の乾は、「森を使う」をテーマにしたパネルディスカッションに登壇。
住友林業の筑波研究所長 中嶋一郎氏、
竹中工務店の木造・木質建築推進本部本部長 松崎裕之氏とともに
森林を資源として使うことの意義について討論が繰り広げられました。
当社がすすめるバイオマス発電事業では、
森林資源の循環だけではなく、地域への経済的循環を創ること、
地元に残るプロジェクトにすることが重要であることをといかけました。
また、宇沢氏の長女である占部まり氏をコメンテーターとして参加され、
「社会的共通資本」の概念が当たり前となり、その理念を基軸とした企業活動ができる社会が理想であると述べられました。
その他、「森をつくる」「森と生きる」と題した2つのパネルディスカッションが催され、
森林と人とが共生できる社会システムについて、企業や団体の取り組み紹介と討論がなされました。
650人収容の会場は常に満席で、世間の関心の深さをうかがうことができました。
↓当日の様子は、下記サイトでご覧いただけます↓
https://channel.nikkei.co.jp/e/20190225sdgs