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~地域再生の潮流の中で~
3月9・10日、兵庫県の篠山市で開催された『スローライフ・フォーラム in 丹波篠山』のパネルトークに、
当社代表の乾もパネラーとして登壇しました。
篠山市は、山に囲まれた田園風景など日本の里の風情を今に残しながらも、
大阪、京都、神戸から車で約1時間というアクセスの良さから、
スローライフの地として全国から注目を集めています。
5月1日からは、「丹波篠山市」へと市名変更されます。
基調講演では、スローライフ学会学長である神野直彦氏(日本社会事業大学学長、東京大学名誉教授)により、
スローライフ運動の始まり(もともとはイタリアのスローフード運動が起源)について解説があり、
かつての工業化社会から現代の脱(ポスト)工業化社会を迎え、地域再生運動が世界の潮流として起こっていること、
先進地であるヨーロッパと日本の比較を交え、現代の日本における課題等についてのお話しがありました。
その後のパネルトークでは、
地方再生の観点で「森林資源の活用」「農業・食の継承」「観光モデル都市としての成長」について、
スローライフのモデル地として賞賛するだけでなく、その裏にある課題や改善すべき余地について
率直な意見が出され、活発なディスカッションがされました。
【コーディネーター】
増田 寛也(野村総合研究所顧問、元総務大臣スローライフ学会会長)
【パネリスト】
井戸 敏三(兵庫県知事、関西広域連合長)
金出 武雄(米国カーネギーメロン大学教授、ロボット工学者、篠山市在住)
酒井 隆明(篠山市長)
中村 桂子(JT生命誌研究館館長)
坪井ゆづる(朝日新聞論説委員)
乾 正博(シン・エナジー(株)代表取締役社長)
野口 智子(ゆとり研究所所長)