2020年末より連日、電力市場※ 価格の急激な高騰が続いております。
このことについて、以下、弊社としての考え方ならびに対応について、お知らせいたします。

※ 一般社団法人 日本卸電力取引所（略称：JEPX）

まず、ご家庭をはじめとする低圧のお客様、事務所ビルなどの高圧のお客様とも、ご契約いただいている通りの内容で供給させていただきます。
どうかご安心いただけますようお願い申し上げます。

当社の受ける影響および対応

当社の調達電源は、

①発電事業者より相対契約で調達した電源
②自社の再エネ電源
③市場から調達した電源

からなり、②③は市場価格に依存するため当社も他の新電力同様に影響を受けておりますが、①もあるため影響は最低限に留めています。
また市場連動型の電気料金ではありませんので、当社とご契約いただいているお客様の電気料金にすぐに影響が出るものではございません。

当社としても、保有する再エネ発電所がトラブルなく発電するよう、微力ながら電力の安定供給に努めてまいります。

節電型DR（デマンドレスポンス）開始

LNGの調達不足などに起因し、電力需給が逼迫した状況が長期化すると報道されております。
また各大手電力会社・電気事業連合会からも節電の協力依頼が出ている状況です。

当社としても、すべてのお客様に、節電による電力需給改善へのご協力のお願いを申し上げます。

また当社は、これらの状況を受け、「節電型DR（デマンドレスポンス）」のサービスを開始します。
これは、節電していただくことでインセンティブ（協力金）をお支払いするもので、お客様が電力消費を抑えることで余剰電力を生み出して需給逼迫を緩和し、エネルギーセキュリティ面も含め双方にメリットがある有意義な仕組みにしています。

2021/1/13より高圧のお客様の節電型DRのお申込み受付を開始しました（詳細は別紙「インセンティブ詳細」をご参照ください）。
1/12の発表以来、弊社からの節電要請に対し、すでに節電宣言（協力のお申込み）を多数頂戴しております。
また、ご家庭などの低圧需要家のお客様につきましても、インセンティブを検討中です。

エネルギー事情、電力市場など広く皆様に関心を持っていただき、これを機に、安心できる社会・制度になることを望みます。