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社長の活動
2022.03.09 九大発ベンチャー企業リアムウィンドと業務提携 ~小型風力発電で地域貢献~

当社は、九州大学発ベンチャー企業である株式会社リアムウィンド(福岡県福岡市、代表取締役:大屋裕二/以下、リアムウィンド)の小型風車の販売を行うため、業務提携契約を締結しました。

リアムウィンドは風況解析技術に優れ、独自のレンズ風車を主製品としており、純国産機メーカーとして唯一のClassNK認証※1を取得しています。
※1 風力発電に係る認証機関である一般財団法人日本海事協会の認証

◆レンズ風車の特徴
①発電効率:ブレード周りの集風体の効果により、同ロータ径の通常風車に比べ2~3倍の出力増加が期待できる。
②静粛性:ブレードと集風体との流体学的相互効果でブレードの先端渦が抑制され、風切音をほとんど感じさせない。
③環境性:ブレードを囲い込む丸い集風体により柔らかなイメージは景観を損なわず、風景に溶け込みやすい。また、鳥はディフューザ(輪っか)が見えるため、バードストライクが生じ難い。

<小型風車イメージ>

 

(※左写真 左:9kW / 中央:15kW / 右:9kW)
(※右写真 架台は設置場所により変更可)

小型風車は、大型風車と比較して省スペースかつ、施工期間が短いというメリットがある一方で、コストが高く、市場では浸透しづらい問題がありました。
全国で再生可能エネルギーの地産地消を進める当社がリアムウィンドと連携することで、地域に馴染む風力発電所の開発を進めることが可能となり、ひいては販路の拡大で量産化することにより、生産コストの低減を目指します。

 

◆展示会出展のお知らせ
このたび、2022年3月16日~18日に東京ビッグサイトで開催される、スマートエネルギーWeek「WIND EXPO 風力発電展」に、リアムウィンドとシン・エナジーは共同出展を行うことになりました。ぜひお立ち寄りください。

 

■株式会社リアムウィンド
【本社】福岡県福岡市早良区百道浜3-8-33
【代表】代表取締役 大屋 裕二
【設立】2012年3月30日
【事業内容】九州大学との連携・協力により開発したレンズ風車を主力製品とする風力発電事業

 

プレスリリース(PDF)

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