当社は、株式会社奥村組（本社：大阪市阿倍野区／代表取締役社長：奥村 太加典／以下、奥村組）がトーカロ株式会社（本社：兵庫県神戸市／代表取締役：小林 和也／以下、トーカロ）より受注した東京工場 鈴身事業所への自社所有型屋根置き太陽光発電設備（以下、屋根置きPV）のEPC^※を担当し、運転を開始したことをお知らせいたします。
※E＝設計(Engineering）、P＝調達(Procurement)、C＝建設(Construction) の略語で大型設備やプラントなどの据え付け・建設に関して使用される用語

設備保有者であるトーカロは、“環境基本理念”として主軸事業である表面処理皮膜がもつ省資源化、省力化、環境負荷低減等の諸機能を通じて社会に貢献し、地球環境を守ることを掲げています。
これまで、省エネ機器の導入や、再生可能エネルギー由来の電力購入なども進める中、今回導入した屋根置きPVで発電した電力を自家消費することで、CO2排出量の削減に寄与するものと考えられます。

【本設備のポイント】
① 電気代削減：
発電された電気を自家消費することにより、電力価格の変動によるエネルギーコスト増大を抑制する
② 環境価値：
・自家消費の電気は再生可能エネルギー
・RE100達成に向けた運用が可能
③ 断熱効果：
・折半屋根に設置することで、遮熱効果により空調効率が上昇

当社は、今後もこれまで培ってきた再生可能エネルギーの開発における設備設置や維持管理、ファイナンスなどあらゆるノウハウを組み合わせ、環境に優しい安定したエネルギーをお客さまのニーズに合わせて提供し、共に脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

【概要】
・拠点名：トーカロ　東京工場　鈴身事業所
・所在地：千葉県船橋市鈴身町606-5
・運転開始日：2023年11月22日
・設置場所：トーカロ　東京工場　鈴身事業所屋根
・施工事業者（元請）：株式会社奥村組
・施工事業者（下請）：シン・エナジー株式会社
・太陽光発電設備所有者：トーカロ株式会社
・出力（直流/交流）：DC69.3 kW ／ AC50 kW
・年間発電量（想定）：約86MWh
・年間CO2削減量（想定）：約34 t-CO2／年
・契約詳細：自社購入

■トーカロ株式会社
【本社】神戸市中央区港島南町六丁目4番4号
【代表者】代表取締役　小林 和也
【設立】1951年
【事業内容】金属製品表面処理加工サービス。 溶射技術による金属加工（プラズマ・フレーム・ガス炎溶射）、特殊表面処理による金属加工（TD処理加工・ZACコーティング加工・PTA処理加工等）の受託加工サービス

■株式会社奥村組
【本社】大阪市阿倍野区松崎町二丁目2番2号
【代表者】代表取締役社長　奥村 太加典
【設立】1907年2月22日
【事業内容】建設工事の設計・施工、建設コンサルタント業務、都市再開発事業、不動産事業。土木工事。建築工事、総合建設会社

■シン・エナジー株式会社
【本社】神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館14階
【代表者】代表取締役社長 乾 正博
【設立】1996年12月
【事業内容】エネルギーを基軸とした地域のプロデュース&エンジニアリング

⇒プレスリリース（PDF）