消化液減圧濃縮技術
消化液減圧濃縮技術
バイオガスプラントから生成される消化液には肥料成分が含まれており、液肥としての利用が可能です。
ただし、消化液は化学肥料と比較して肥料成分が薄く圃場への散布量が多いこと、毎日発生する消化液に対して、利用時期に偏りがあることから大規模な貯留設備を要し、運搬の手間もかかることから利用があまり進んでいません。
一方で、液肥利用しない場合は排水処理設備が必要であり、バイオガスプラントの導入を妨げる要因となっています。
これらの課題を解決するために、当社では消化液を濃縮する独自技術を開発しました。この技術により、消化液の液肥利用を促し、課題解決とバイオガスプラントを活用した地域資源の循環を形成することができます。
本技術により、バイオガプラントから生成される消化液の濃縮を実現
肥料成分の増加と減容化をすることで消化液の液肥利用促進および地域資源循環の実現に貢献
【バイオ液肥利用】消化液濃縮技術に関する学会発表を行いました(2025年2月3日)
【独自技術】消化液の減圧濃縮技術をバイオガス発電所に導入 ~消化液の処理、利用における課題を解決~(2023年8月9日)